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壁にぶち当たったときに

 このサイトや私の書いた書籍などを繰り返し読んでいただければ、間違った思い込みというものがあるのだなぁということには、なんとなく気づいていただけると思います。

 間違った思い込みという存在に気づくこと…これが最初の一歩です。

 間違った思い込みに気づき始めると、「自分の場合はどうだろう?」と考えるきっかけになります。

 「きっとこういうところがうまく行かなかった原因なのかもしれないなぁ」とか、「結局少しずつ信頼関係を作ることが大事なんだね」

 こんなふうにちょっとでも思っていただければうれしいです。

 まずは間違った思い込みに気づき、意識して自分に照らし合わせてみて、うまく行くための方法がぼんやりとでも考えられるようになれば、それは間違った思い込みに翻弄されていたときと比べればかなりの成長・進歩といえます。

 当然幸せな方向に歩き始めているといっても良いでしょう。

 そして次にぶち当たるのは、うまく行くための方法がぼんやりとでも考えられるようになったからこその壁です。

 あとはそれをやればいいのだとわかっているのに、実際には思うようにできないという壁です。

 何をしてはいけないか、何をすればいいのか…などが分かっているのに、それが思ったようにできないということは、その段階で絶望的な気持ちになるものです。

 何をしたらいいのかわからない人は、やるべきことさえ分かれば乗り切れると思うものです。

 だからやるべきことを知るために、努力し、行動することもできます。

 でも、何をしてはいけないか、何をすればいいのかが分かっても、思うようにできなければ、この先自分が幸せになれるはずがないと、どんどん自分で不安をあおってしまうものです。

 頭でなんとなく理解できても、それを自分のために利用できないなんてことはこの世にはいくらだってあります。

 決して特別なことではありません。

 それでもやはり、間違った思い込みの存在を知らないよりも知っていたほうがいいと思うし、自分の行動や考え方に照らし合わせてみて欲しいし、うまく行くための方法を考えて欲しいです。

 大事なことですが、最初から完全をめざさずに、やりやすいことから少しずつ試してください。

 あなたは間違った思い込みに気づきながら、うまくできないことにもがいているなら、ほんの少しでも試せたこと、まずはその勇気に拍手です。

 だんだんやりやすいことが増えて行きますよ。